いかにして検索結果から通販サイトを消すか

No.9 - 2009/11/20


 ある商品についての評判などを知りたくて、Googleで検索することがよくある。しかし、思った通りの検索結果は得られない。なぜならば、検索上位には通販サイトがずらずらと並ぶからだ。
 いかにして検索結果からこのようなサイトを除外するか、と考えると、思い浮かんだのがマイナス検索(NOT検索)である。マイナス検索とは、あるキーワードを含むページを検索結果から除外するものである。
 さて、どのようなキーワードをマイナス検索させれば通販サイトが出てこないのか。それを探し求めていたら、「ネット通販サイトを除外して,資料的な情報を徹底的に調べる」という記事が見つかり、そこでは次のようなマイナス検索(引用文中では「NOT検索」)を提案している。
 ネット通販のページを除外するには,ネット通販ページに必ず含まれるような複数のキーワードを除外指定して,NOT検索すればいい。具体的なキーワードとしては「ショッピング」「税込」「送料」「お支払い」「定価」「楽天」「通販」「決済」「リサイクル」「商品一覧」「友達にメールですすめる」などだ。
 例えば「シャネル」というブランドについて,資料的な情報を求めたいのなら「シャネル -ショッピング -税込 -送料 -お支払い -定価 -楽天 -通販 -決済 -リサイクル -商品一覧 -友達にメールですすめる」で検索すればOK。検索結果をチェックすると,シャネルの公式サイトに加え,ココ・シャネルの生い立ちのページや,歴史などが詳しく書かれたページが検索結果の上位に表示される。
 ただ、マイナス検索にかけるキーワードが多すぎるのが難点である。そこでもうちょっと絞り込めないかと自分でもいろいろ試してみた。すると、「在庫」「送料」「税込」「ショッピング」の4キーワードのマイナスで、わりと通販サイトが消えることがわかった。
 マイナスキーワードを絞り込むに当たって、試した商品は書籍である。ほかの種類の商品に関しても有用なのかと思い、健康食品、ブランドバッグ、衣類で試してみた。すると、一定の効果が得られた。ただしどの商品においても効果は完全というわけではなく、1ページあたり1、2個ほど通販サイトが見られることもある。しかしながら、「1ページ丸ごと通販サイト」というような事態には、少なくともならなかった。
 ただ、今回試した商品類のうち「ブランドバッグ」「衣類」は、マイナス検索をして通販は消えたものの、今度はオークションサイトが目立つ、ということがあった。そういったときには、さらにもうひとつ「オークション」をマイナス検索してみるとよいだろう。


雑文集へ

わら半紙へ